寄付のお願い

きこもり』は日本における大きな社会課題です

内閣府が2015年に実施した15~39歳を対象にした調査(※1)では54万1000人が、2018年に実施した40~64歳を対象にした調査(※2では61万3000人がひきこもりと推計されました。合わせて115万人以上のひきこもりが統計上国内にいるという結果になります。

人口比だと1.5%もの方がひきこもり状態にあるという結果です。これはうつ病の患者数(127万人※3)やアルコール依存症の方の数(109万人※4)と同等の数字になります。また、実際のひきこもりの方の数は統計上の数字よりもずっと多いという専門家も少なくありません。実際、東京都町田市で2013年に発表された調査報告書(※5では市民の5.5%がひきこもり状態であるという調査結果が出たりしています。

また、ひきこもりの過半数が40代以上という高齢化の問題や、ひきこもり期間が5年以上という人が過半数を占めている長期化の問題もあります。8050問題や親亡き後の家族の問題など、ひきこもりは大きな社会問題となっていますが、未だ解決に向けて大きく動いているわけではなく、今後ますます深刻になることが予想されます。

私たちは、社会からの孤立を解消し、親がいなくなっても生きていける生きるチカラを身につけて、ゆるやかにでも社会の中ですごしていける環境づくり、仲間づくり、役割づくりを広く行なっていくことが使命であると考え日々活動に取り組んでいます。

8050問題イメージ画像

(出典)
※1:内閣府「若者の生活に関する調査報告書(平成28年度)」
※2:内閣府「生活状況に関する調査(平成30年度)」
※3:厚生労働省「患者調査(平成29年度)」
※4:厚生労働科学研究「WHO世界戦略を踏まえたアルコールの有害使用対策に関する総合的研究 2013~2015年」
※5:町田保健所
「若年者の自立に関する調査報告(2013年)」

寄付のお願い

当団体は、支援が届かずに今も困難を抱えているご家族に情報を届けたり、親との関係が悪く支援を受けられずにいるひきこもりの当事者たちの居場所づくりや仲間づくり、役割づくりを支援したりしていくことも、自分たちの大きな使命だと考えています。そういった取り組みについては、支援を受ける方から直接支援金をいただいて取り組むものではないため、そういった幅広い活動のために周囲の皆さまからのご支援が必要になります。ぜひ皆さまのご支援、ご協力をお願いいたします。

振込先情報

銀行名:ゆうちょ銀行
店 番:008
記 号:10070
番 号:39533421
種 別:普通預金
名 義:川田 史郎(カワダ シロウ)

※恐れ入りますが、振込手数料はご入金者さまのご負担でお願いいたします

物品提供のお願い

当団体は、住居を含めた生活環境を提供しているため、ご自宅の不用品などがありましたら、ぜひご寄付いただきたいと思います。