団体概要

団体概要

  • 名称 グッドライフジャパン(Good Life Japan)

  • 所在地

(事務) 〒272-0133 千葉県市川市行徳駅前3-16-24-403 ※事務所移転しました

(活動拠点)〒408-0103 山梨県北杜市須玉町江草5573 丘の家

  • 代表者 川田史郎

  • 設立 202012

  • 事業内容

 ひきこもりの方の自立支援事業

 ・共同生活拠点『丘の家』の運営

 ・親の会『親活』の企画・運営

 ・各種イベントの企画・運営

 ・ひきこもりカウンセリングの実施

  • 電話番号 080-7764-0355(代表)

沿革

2019年9月 山梨県のひきこもり家族会『桃の会』でスピーチ

2020年6月 のちの丘の家になる一軒家の空き家を視察

2020年9月 最初の支援希望者が丘の家を見学

2020年11月 支援開始に向けた準備開始

2020年12月 最初の支援希望者が入居し支援開始

2021年5月 地方共同生活体験イベントをスタート

2021年8月 東京福祉専門学校にて『ひきこもり』テーマの体験授業を実施

2020年9月 ひきこもり親の会『親活』開始

2022年8月 事務局の事務所移転

グッドライフジャパンの2019年時の構想

2019年に思い描いていた
活動のイメージ

代表メッセージ

私が『ひきこもり』『居場所づくり』という分野で活動している背景には、自分自身がもともとニート・ひきこもり当事者だったということが大きく関係しています。私が大学を卒業した2001年当時は、いわゆる就職氷河期といわれた時代でした。大学時まで仕事や働くことについて漠然としたイメージしか持たず漫然と生きてきた自分がはじめて自活する形で社会に出たときに、その大きなギャップに突き当たり、その後、約2年間にわたってニート・ひきこもりの期間をすごしました。私の場合は、幸いにして自分自身と向き合わざるを得ない痛みを感じるできごとが起きたり、ほとんど社会人経験のない自分を受け入れてくれる環境にめぐり合えたりしたため、その後ふたたび社会復帰することができましたが、もしそういったきっかけがなかったら、今もずっとひきこもっていた可能性があると強く感じており、その思いが今の活動につながっています。

また私は、30歳頃に結婚したパートナーに連れ子がいて、その子どもたち2人が不登校とニートを経験したため、親の立場でも不登校・ひきこもりということに直面してきました。今は子どもたちも社会に出てなんとか生活していますが、親の立場でも「子どもとどのように関わっていくか?」ということを何年も考え、取り組んできたので、親の苦労や葛藤という点でも多くの経験や失敗をしてきていますし、ニート・ひきこもりの子を持つ親御さんの気持ちにもとても共感します。

このページをご覧いただいているということは『ひきこもり』について少なからず課題意識や関心を持って情報を探しているのではないかと思いますが、私自身の実体験を通じて言えることは「不登校やニート・ひきこもりの問題はかならず解決の糸口がある」ということです。

私は、ひきこもっていたり生きづらさを抱えている当事者の方も含めた皆さんが、よりよい人生や生活を送るための生活環境づくり、仲間づくり、役割(仕事)づくりを通じて、よりよい人生・生活を送ることができるよう、家族という、人の最小単位のチーム・組織をサポートしていきたいと考えていますので、この思い・考えに共感いただける方はぜひ私たちとつながっていただいて、解決に向けた取り組みを知っていただきたいと思います。すぐに相談するほどには心の準備ができていなかったり、罪悪感や引け目を感じたりしている方もいらっしゃるかもしれませんが、そういった方もまずはメールやSNSでのフォローだけでもいいので、私たちとゆるやかにつながっていただけるとうれしいです。みんなで一緒に知恵を出し合いながら一歩一歩取り組んでいきましょう。

2021年9月
川田史郎

グッドライフジャパン代表イメージ

持続可能な開発目標(SDG's)に向けた取り組み

当団体は、持続可能な開発目標の価値観や考えに共感し、その一部の実現に向けた取り組みを行なっています。

4-4)2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。

8-5)2030年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一価値の労働についての同一賃金を達成する。

10-2)2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。